クラス IV 奉仕
サン・ジェルマン (パートII)
その様な症状をよく耳にしますが、自分の身体の要求に耳を傾けることは、自分を愛するという側面の一つでもあります。もちろん、実際には役に立たないこともありますが、指導と支援を求めれば、身体のこのような増大した要求に応じられるように、生活を整えることができるかもしれません。少なくとも私たちの観点から言わせて貰えば、達成すべきことは、あなたが思っているほどは多くありません。皆さん一人一人が、まるで死の過程を経験しようとでもしているかのように、駆けずり回って準備をするのを、私たちは望んではいません。責任を減らし、瞑想と準備のためにもっと時間をとるのであれば、より結構ですが、でも、あなたは完全に調和しています。眠ることで問題を回避しようとしているのではありません。単に、自分の身体に変化する機会を与えているにすぎません。身体のあらゆる細胞と分子が再生され、再構築され、周波数が上昇しているのですから、生命体にとっては大きなストレスなのです。一日を振り返っても、大したことは何もしていないのに、疲れ果てていることに気がつくかもしれません。ですから、自分の身体を大事にしてください。
指導を受け取る能力、これもプロセスの一部です。あなたはますます自発的に、そして瞬間ごとに、より一層インプットや、メッセージそして経験を受け入れる領域に引き込まれています。この様に存在することを学ぶにつれて、自分が引き上げられていると気づく瞬間に身を委ねるのは一層容易くなります。睡眠中や瞑想中に、引き上げのプロセスが始まっているのをすでに感じているかもしれません。もしこの様な経験をしていたら、あなたはまだ少し恐れを抱えているので、地球の意識にしがみ付いていたいと望んでいるのかもしれません。ですから私たちは、睡眠中や瞑想中に皆さんと一緒に作業をしながら皆さんを支援することで、アセンションができる限り徐々に起きるように試みています。ライト・ボディを呼び出せば、ライト・ボディは反応します。ライト・ボディが実際に皆さんの上に降りてくるのがだんだん感じられるようになるでしょう。これがキリストの高次元の自己です。キリストの高次元の自己は皆さんの上に、皆さんの周りに、皆さんを通じて降りてきます。そして、皆さんもそれとともに上昇します。ですから瞑想のたびに、ライト・ボディを呼び出して、そのプロセスに慣れるようにとお願いしているのは、このためなのです。そのことに驚くことはありません、徐々に上昇するでしょう。あなたが解放しているものは、徐々に優雅に解放されますから、日常生活を悩ますことはありません。自分がより自然な状態で幸せなのがわかるでしょう。ライト・ボディを楽しむべきです。
「昨日、私は音楽のイベントに出演しなければなりませんでした。その直前に家でとても感情的になる出来事があり、そこに到着した時には私のハートは閉ざされ、歌うことができませんでした。この出来事はこの状況にどう対処するかについて考えるためには、良いメッセージでした。私はただ心を閉ざして、何も感じないようにしていますが、それでは仕事ができなくなります。この様な波動に惑わされずに、愛と音楽に心を開いていられる方法が、他にあるでしょうか?」
あなたがこの様な経験から確実に解放されるための唯一の方法は、「自分の中にはその様な感情は持ち合わせていない」と認める事です。そうすればその様な感情の影響を受けることはありません。つまり、ここには鏡のような効果があります。誰かがあなたに嫌味を言ったり、ネガティブなことを言ったりしていると感じるかもしれませんが、あなたがいずれかのレベルでこの経験を自分自身への教えとして引き寄せていなければ、あなたがこの経験をすることはないでしょう。
あなたへのアドバイスとしては、あなたの師やガイド、サナンダに呼びかけて、あなたを光で包んでもらうと良いでしょう。これは常に有益です。けれども、このことであなた自身の教訓からあなたを守ることはできません。ですから、内面を見つめて、あなたがまだこれらの経験を引き寄せているのはなぜか、自分の内面を見てみることを勧めます。それらはただ、あなたが何を解放すれば良いのかわかるように、来ているだけのかもしれません。問題は、自分の内部からそれを手放すことです。自分の感情体から密度を手放してください。そうすれば、外部から引き寄せることはなくなります。あなたは心を開いて歌いたいと願っているのですから、おそらく、そうすることが、歌うことを妨げているものを手放す、さらなるきっかけになるかもしれません。手放す方法については聞いたことがあると思います。あなたの成長のこの時点では、サナンダを呼んで、何が適切かを尋ねるのが妥当でしょう。もしあなたの感情体が重荷に感じているようであれば、瞑想してそれを消し去ろうとするのは適切ではないかもしれません。害が及ばない様に表現することの方がより重要です。治療としては、叫んだり飛び跳ねたりするか、さもなければ、瞑想してサナンダにそれを取り除いてくれるように頼むこともできます。私の名前を呼び、それらの感情を紫色の炎で包み変容させてことを求めることでも、同じく手助けとなることができます。スピリチュアルな方法や、治療を受ける方法でも、あらゆる角度からそれを攻撃することができます。何よりも、執着しすぎないことです。なぜなら、物事を手放すと、その経験を自分の一部として再び取り入れようとする傾向があるからです。怒りや激怒を経験しているため、自分はひどい人間だと感じ始めるかもしれませんが、実際にはその様な感情はあなたから離れつつあります。ですが、自己批判や罪悪感でそれを自分の中に引き戻したりせず、離れていくままにしておいてください。この様な経験も、おそらく、これが最後になるでしょう。
それぞれに道は異なりますから、全ての存在のあらゆる状況に対処できる訳ではありません。ですから、あなたを導いてくれる、あなたのハイヤー・セルフと繋がる必要があります。自分の中に尋ねることができるガイドを持つのです。皆さん一人一人が、自分のガイドを呼び出し、私たちの答えを聞くことができる様に、私たちは願っています。私たちの返答が聞ける様になれば、あなたは自分のヒーリングをチャネリングすることができ、自分のガイドを自分でチャネリングできる様になります。外部の情報源を必要としなくなります。皆さんを通じてやってくること、これこそが私たちの究極の望みなのです。
「観音様が私と一緒に働きたいとおっしゃっていると聞きました。本当でしょうか?どの様にすれば良いのでしょうか?」
観音は非常に強力な師です。非常に美しく、明瞭で、鋭い存在です。非常に集中力のある強力な光線です。あなたと一緒に作業を行い、私たちがあなたのチャネリング能力を開く様にしましょう。そうすれば他の存在からのエネルギーも受け入れることができるようになります。瞑想しながら観音の存在に来てもらい、内なる平和に浸ることができれば、観音があなたにとってどんな感じなのかがわかるでしょう。あなたが彼女の名前を言い、彼女を呼ぶのを、彼女は聞いており、彼女はあなたに応じてくれるであろうことを知ってください。それは大きな謎でも難しいことでもありません。それは本当にシンプルな祈りの行為であり、彼女の存在を求めるあなたからの依頼なのです。お望みであれば、あなたのために、この人に彼女のチャネリングを頼んでみることもできます。彼はまだこの特定のエネルギーをチャネリングした事はありませんが、きっと喜んでやってみてくれると思います。この繋がりを強力にする方法は二つあります。また、この領域には彼女のエネルギーをチャネリングする人が他にもいるかもしれません。あなたは強力な存在であり、あなたと彼女の女性性は一致しています。あなたの能力が向上するにつれて、彼女の力とあなたの力は結合します。
では、一緒に瞑想する時間が来たようです。私たちは毎週、皆さんが焦点を合わせて集中し、内面へと向かう能力を手助けしています。そのことを知ってください。そして今、瞑想することは、数か月前よりもはるかに大きな恩恵を得ているということも知っておいてください。瞑想中に行う呼吸は全て、皆さんに大きな自由を、そして大きな解放をもたらします。皆さんは究極の運命に近づいています。
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リラックスしてください。自分自身と一体となり、自分の呼吸に合わせてください。呼吸が身体から出たり入ったりするのに耳を傾けます。私たちが皆さん一人一人を皆さん自身の内なる聖域へと導きます。自分がピラミッドに向かって歩いているところをイメージしてください。ピラミッドは充分に大きく、住むには快適そうに見えます。それは皆さんそれぞれに専用のピラミッドです。近づくと石が見えます。それらの石はお互いに完全に繋がってており、幾何学的にも完璧です。そして中に入るのに十分な大きさの扉があり、皆さんはそこに立ちます。ピラミッドの扉の上に、何か書かれていれば、それを読んでください。そこで見て、イメージしたものであれば、何でも良いのです。ここは皆さんの内なる聖域です。中に入ると、ピラミッドの中央には美しい床が広がっており、瞑想には持ってこいの完璧な心地良さを提供してくれそうな美しい椅子があります。ピラミッドの中はとても静かで、外部からの波動は全く入ってきません。外部の波動である、三次元の現実とその現実が作り出したものの波動から、完全に隔離されています。頭上からはほのかな光が差し込んでいます。ただそこにいて、この構造物の中で瞑想してください。ここは皆さんの聖域です。この空間には、静寂と平和がより感じられるでしょう。このピラミッドにあるのは、皆さん自身のエネルギーです。ですから、自分の焦点を合わせ、集中力をコントロールすることで、内なる自己と呼吸の波動を除けば、あらゆる波動を完全に静めることができます。瞑想中、皆さんはハイヤーセルフの感覚を感じ始めます。第三の目が開かれ、ハイヤー・セルフの光を見始めるかもしれません。クラウンチャクラも開き、光が流れ込んできます。皆さんがとても穏やかで、充分に波長を合わせることができていれば、光のエネルギー、天体の音楽を聞くことができるかもしれません。高い響きの音、あらゆる音色を聞くことができるかもしれません。ハイヤー・セルフや神の音というのはこの様なものなのです。これは原子や分子、惑星や銀河が動いている時の音でもあります。この音楽を聞きたければ、少し耳を覆ってください。耳の穴の外側には、ふたのような骨または軟骨があります。必要ならそれを押せば聞こえるものを遮断できます。(耳栓でも良いでしょう)これで、この小さな奇妙な付属器官の用途がお分かりいただけたと思います。
皆さんはピラミッドの聖域の中で、静けさとハイヤー・セルフの存在を体験しています。そして今、皆さん一人一人に、自分のライト・ボディの存在を呼び出していただきたいのです。私たちは、ライト・ボディが降りてくる様にし、皆さんのことは引き上げて、双方が繋がるように手助けをします。瞑想中に知らぬ間に雑念に流されていると感じたら、ただ呼吸に戻ってください。イメージできているか、感じているかどうかに関わらず、皆さんはこの体験の恩恵を受けています。イメージするのが得意な人もいれば、聞き取るのが得意な人もいます。感じるのが得意な人もいます。神を感じる感覚や、神を見たり、神の声を聞く方法があり、皆さんそれぞれのあらゆる能力に適した方法があります。では今、皆さんの聖域のピラミッドの上空に別のピラミッド、光のピラミッドがあるのを想像してみてください。それは皆さんのピラミッドと同じ次元の、同じ大きさで、同じ形のピラミッドです。それはゆっくりと下に降りてきます。皆さんのピラミッドと融合するまで、それはゆっくりと降りてきます。そして皆さんのピラミッドと同じ空間を占め、皆さんのピラミッドを活性化し、皆さんの経験を活性化します。皆さんのライト・ボディが今、皆さんを取り囲んでいます。皆さんの中には、これを深く体験する人もいますが、あまり気づかない人もいるでしょう。経験に対しての自分の判断に関わらず、それは皆さん一人一人に現れていますから心配しないでください。判断することを手放し、ただ存在してください。ライト・ボディが皆さんのところにやって来ます。それは皆さんと重なり、融合し、変容を活性化します。
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皆さんが今、経験を楽しんでいる様でしたら、そのままでいてください。周囲の光の至福を体験しているなら、止める必要はありません。この特別な瞑想についてや、イメージの仕方などどんなことでも、質問があれば、私に尋ねてください。これは今週の宿題になります。少なくとも 一日に一回はこれを行うことをお勧めします。瞑想の前準備として行ってください。質問はありますか?
「ピラミッドに入るとき、ライト・ボディを呼び出してから瞑想するのですか?」
まず、少し瞑想し、自分が調和しているのを感じてから、ライト・ボディに呼びかけます。そうすれば、変容するのが自覚できるでしょう。光のピラミッドを降ろすと言うのは、光の体があなたの上と周囲に降りてくるのをイメージする一つの方法です。それが常にピラミッドのように見えると言うことではなく、これは、ライト・ボディが現れる方法の一つにすぎません。私や、サナンダ、アシュター、またはアセンションしたマスターや天使のいずれかを呼び出すことや、私たち全員をピラミッドに招くこともできます。私たちは喜んで駆けつけます。自分のライト・ボディである、自分のハイヤー・セルフを呼び出すことが主要な経験です。練習をしておけば、その時が来た時にはうまく行うことができます。ライト・ボディが降りてきて、自分の波動が上昇するのを感じると、そのプロセスをより心地良く感じるでしょう。
もう一度言いますが、皆さんの中には随分前から瞑想をしている人もいますし、瞑想していない人もいます。集中力があり、瞑想が得意な人は、より深い体験ができるかもしれませんが、できないかもしれません。どのような体験をしていようとも、この練習をすれば、ライト・ボディを引き寄せて顕現させることになるということを知っておいてください。これについては疑う余地はありません。このことに関するあなたの願いは私たちにとって神聖なものであり、私たちはそれを待っています。よければ、この練習を一日に六回やってみるというのはどうでしょうか?内なる聖域には好きなだけいて構いません。その空間では皆さんは自由ですから。皆さんがより浄化され、清められて準備ができれば、ますます多くの体験が得られる様になります。あまりに深くて強力な経験をするので、「これだ!」「このことに違いない!」「今、その時が来たに違いない!」と自分に問いかけるかもしれません。手放して委ねるという側面を経験する良い機会になるでしょう。それは、アセンションのその瞬間には、意識的にプロセスに委ね、アセンションが起きるようにするという時点があるからです。プロセスを自覚して「はい」と言う時点のことです。練習の時にそのプロセスに「はい」と言っても、何の問題もありません。皆さんは何もご存じありませんが、私たちはアセンションに先立って、皆さんと一緒に多くの作業を行います。準備しておくに越した事はありません。これらのクラスが終了した後にも、私たちは手助けをしながら、皆さんがそのプロセスに充分同調できる準備が整うようにします。ですから、いつそれが起きても、皆さんは何をすべきかすでにわかっていて、恐れることなしに、それを歓迎することでしょう。繰り返しますが、これは喜びと幸福、愛と再会です。自分自身のライト・ボディと家族、そして 三次元の転生で失った意識との再会なのです。
皆さんを待っているものがとても沢山あります。思い出すべき記憶があり、分かち合う会うべき経験があり、そして勝利の後には多くの栄誉が皆さんを待っています。そしてアセンションのプロセスへ向かう経験とそれを受け入れてこの現在のレベルへと、ここまでやって来たのは、これは本当に、皆さん一人一人の勝利に他なりません。このことは、アセンション時に皆さんに多くの祝福と束縛からの多大な解放をもたらしてくれるでしょう。アセンションに備えて皆さんが行う作業は、皆さんに可能な進む道と機会を決定するのに大きく影響します。アセンション時に全ての人が同じレベルの機会を持つという訳ではないのです。皆さんは、自分の本質と真の存在に目覚め始めます。そして、この生涯や、他の生涯でも、特にアセンションの準備として行ってきたワークのおかげで五次元を超える他の次元に行き、言葉では言い表せない領域を探索する機会を得るかもしれません。三次元の束縛からの解放があります。これがアセンションです。そしてさらなる成長があります。ですから、内なる聖域で過ごす時間が長ければ長いほど、皆さんはより多くの善行を積むことになります。皆さんは、ますます偉大で、ますます高次元の意識の化身たちと会うことになるでしょう。
皆さんに最高の経験ができるように備えてもらうことが私たちの願いです。皆さんはすでにアセンションについて知っていますし、すでに瞑想もし、それに備えています。ある意味では、これから先のクラスは、その後にやって来るものへの準備になるでしょう。これが、私が今晩、皆さんと奉仕について話してきた理由です。皆さんは想像できないほどに拡大するでしょう。皆さんははるかに多くの光を経験し、はるかに多くのものを取り入れ、はるかに多くのことに耐えることができる様になります。皆さんは神聖な光のチャネラーです。現在の皆さんの状態では、光が流れる通路は限られています。より高いレベルの意識にアセンションすればするほど、達成する次元が高まり、通路がどんどん広くなり、共有したり受け取ったりできるものが増えます。神聖な愛が最大限に自分の中に満ち溢れるというのは、本当に素晴らしい体験です。これは、私が個人的に達成していることであり、今晩ここで私が行っている仕事の理由の一つでもあります。これは、皆さんへの奉仕であり、私自身への奉仕の行為でもあります。それは、私自身も最大限の経験、最大限の成長を望んでいるからです。そして、宇宙が劇的に再構築されているので、私たち全員に新しい機会が与えられています。私たちは皆、昇進するでしょう。
ですから、また皆さんとご一緒できてとても嬉しく思っています。この進行中の経験と実験に参加できたことを光栄に思っています。今、この実験は達成されつつあり、非常に成功しているとお伝えします。実験はうまく行きました。ですから、皆さんは全員、祝福されるべきです。誰もが皆、光を放ちながら、より明るく輝いています。心はわがままな子供のようですから、やりたいようにすることでしょう。そして、全ての人々を中傷し、疑念や混乱、ドラマを巻き起こすでしょう。これらはしばらくの間、皆さんに生じ続けます。皆さんは解放されつつあるからです。しかし、献身と無私の愛が、これに左右されないようにしてください。創造主に対する心からの愛、その美しいエネルギーと融合し、奉仕を受け入れる心である、あなたの献身、それこそが、最終的に天界にあなたの居場所を作るからです。全てのマスター達が皆さんを祝福しています。サナンダは心からの敬意を表しています。大天使ミカエルは今晩、私たちとずっと共にいて、その美しい翼で遠くから私たちを包み込んでいます。彼は私に、彼を呼び出して、皆さんの絆、執着を彼の剣で断ち切るという先週の宿題を、覚えている人がいるかどうか尋ねて欲しいと言っています。この練習をしていなかったら、続けて行ってください。
ですから、私たちの愛は皆さんと共にあります。また次回お会いしましょう。皆さんの内なる聖域を忘れないでください。私たちは皆さんの座る場所を暖かくしておきます。おやすみなさい。
クラスV (パートI) に続く